【2023年度最新版】カシオペア紀行運転日と首都圏オススメ撮影地!!運行終了説も!?

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こんにちは。皆さんは「カシオペア紀行」って知ってますか?この記事では「カシオペア紀行」の運転日と首都圏の撮影地をご案内します。

カシオペア紀行とは?

「カシオペア紀行」とは、JR東日本が不定期で運転している団体ツアー専用列車です。実はかつて寝台特急「カシオペア」という列車が上野駅(東京)〜北海道・東北で運転されていたのですが、この列車は諸々の理由で廃止されていました。その寝台特急「カシオペア」に代わって登場したのが団体ツアー列車「カシオペア紀行」です。寝台特急とは違い、団体の観光向けの列車となっていて運転日も不定期となっています。行先はいくつかありますが、ここ最近多いのは運転されているのは東北本線を経由して青森駅や秋田駅に向かう列車です。このほかにも常磐線を経由する列車や、中央本線を経由して長野に向かう「信州カシオペア」というレアな列車もあります。多くの場合、夕方に上野駅を出発し、翌日に目的地に到着します。

このカシオペア紀行の大きな魅力は使用される機関車と客車にあります。現在、カシオペア紀行の牽引に高頻度で用いられているのはJR東日本の尾久車両センター所属の「国鉄EF81形式電気機関車」という車両です。EF81形式機関車は1968年から1992年にかけて製造され、かつては全国的に見れた機関車ですが、次第に数を減らしていき今はほとんど見られない珍しい車両です。とくにJR東日本が所有するEF81形式機関車は塗装のバリエーションが多くあり、中でも国鉄時代の塗装を保った貴重な機関車もあります。

客車として使用されているE26系は1999年の導入された車両で、豪華な車内設備が特徴です。こてらも普段はお目にかかれない車両ですし、置き換えの噂もあります。

カシオペア紀行の運転日と時刻は?

不定期で運行されるカシオペア紀行ですが、だいたいは金曜日か土曜日の運転となっています。ここ最近の東北本線経由(青森行・秋田行)の場合、列車番号は9011レで、15:40(土曜日は15:50)に上野駅を出発し16時過ぎに埼玉県内に入り、翌朝目的地に到着します。ただし運転日や時刻は日時によって変化があるのでご注意ください。

※あくまで予定なので日時が変化する可能性もあります。

なお予約については主催会社によって異なります(募集が終了している場合もあります)。クラブツーリズムについては以下のページをご覧ください。
(1ページ目)(おすすめ順)国内,関東,5千円~の旅行・ツアー検索結果一覧 | クラブツーリズム (club-t.com)


首都圏のカシオペア紀行オススメ撮影地

ここでは東北本線を経由するカシオペア紀行の定番撮影地をご紹介します。先ほども述べたように東北本線を経由するカシオペア紀行(秋田行・青森行など)は土曜日か金曜日に運転されることが多く(ただし不定期なので要注意)、15:40~15:50に上野駅を発車します。まだ日が長い8月頃までは埼玉県北部や栃木県内でも撮影できますが、秋から冬になると日が短くなってくるので上野駅〜大宮駅の区間で撮影するのがお勧めです。特に東京都北区・川口市・蕨市・さいたま市近辺では順光で撮影できる場所が多くあるので今回はそれらをご紹介します。

撮影地①東十条駅付近

JR京浜東北線の東十条駅から南西方向(王寺駅方向)に5分程度歩いた場所です。ここでは王寺駅方面からやってくるカシオペア紀行を線路沿いの公道から捉えることができます。なお高いフェンスがあるので、脚立が必要になります。撮影に際しては周辺の方の迷惑にならないようルールやマナーを守りましょう。

撮影地➁さいたま車両センターの西側(蕨駅〜南浦和駅)

JR京浜東北線の南浦和駅から徒歩15分の場所です。線路沿いの西側の公道からカシオペア紀行を撮影できます。背景には跨線橋やさいたま車両センターが見えます。こちらの場所もフェンスがあるので、脚立の使用が必要です。撮影に際しては周辺の方の迷惑にならないようルールやマナーを守りましょう。

撮影地③定番のワラナン(蕨駅〜南浦和駅)

先ほども紹介した撮影地は蕨駅〜南浦和駅でしたが、次も蕨駅〜南浦和駅です。というのも蕨駅〜南浦和駅にはこれら以外にも複数の撮影スポットがあり鉄道ファンの間では「ワラナン」と呼ばれ親しまれています。最後に紹介する撮影地はその中でも特に有名なカシオペアの撮影場所です。

先ほどの撮影地からさらに南(蕨駅方向)へ歩いたところにある撮影地です。JR京浜東北線の蕨駅から徒歩20分の場所です。ここはS字カーブを描きやってくる迫力あるカシオペア紀行の撮影ができます。こちらも脚立の使用が必要になります。撮影に際しては周辺の方の迷惑にならないようルールやマナーを守りましょう。

撮影地④脚立不要!歩道橋から撮影!!

これまでご紹介した撮影地はフェンスがあり撮影には脚立が必要でした。「でも脚立はちょっと…」という人にお勧めなのが歩道橋です。実は川口・蕨・浦和近辺のJR線沿いには多くの歩道橋が設置されています。歩道橋からなら高いフェンスもなく、脚立も不要です。鉄道が好きなお子さんを連れてカシオペア紀行のカッコイイ姿を眺めるのもいいかもしれませんね。以下には北浦和駅〜与野駅にある歩道橋を一例として示します。他にも歩道橋はいくつかあるので探してみてください笑。

以上がカシオペア紀行(東北方面行き)の首都圏オススメ撮影地です。いかがでしたでしょうか?列車の運行状況は変化することがあるのでご了承ください。またカシオペア紀行は夕方に上野駅を出発する列車なので撮影する場合、天候や時期によっては順光で撮影できない場合もありますのでご注意ください。

カシオペア紀行が2024年に廃止されるって本当?

走行距離が長く、魅力的なカシオペア紀行ですが、実は一部鉄道ファンの間では近いうちにカシオペア紀行は運行が終了するとの噂が広まっています。この噂の真偽は定かではありませんが、カシオペア紀行を運行するJR東日本は2024年度までに機関車を全廃すると発表しているので、カシオペア紀行をけん引しているEF81型形式機関車も廃車になる可能性があります。
JR東日本がカシオペア紀行にどのような対応をするのかまだ不明な点が多いですが、近いうちに何らかの動きがあるのは間違いないでしょう。カシオペア紀行の乗車や撮影は今のうちにしておいたほうが良いかもしれませんね。

以上、2023年度最新版カシオペア紀行情報でした。

monobe

東海地方生まれ。国公立大学理系出身。鉄道や歴史に興味があり、日頃から書籍などを多く調べています。
一眼レフは10年以上使用しています。株式投資も長く続けています。

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